レポート:「ロン・キャンベル」ワークショップ

シルク・ドゥ・ソレイユが贈るクーザで
ピエロ(クラウン)を演じるロンさんによるワークショップ

一流舞台役者としてサンフランシスコで活躍し続けてきたロンさん

クーザでは3000人のオーディエンスを前に

今回はわずか30人との創造

いつもよりも緊張すると言いながらも

3時間にも及ぶワークショップ
常にパワフルでユーモアいっぱいで
一切集中力を失うことがなっかた

それぞれがそれぞれの日々、一瞬で感じているものを自由に表現し
この空間をみんなで造り上げていこうというメッセージとともに始まったワークショップ

身体的な表現の少ない日本人と
対称的なアメリカ人で
しかも舞台役者のロンさんから学ぶことは本当に大きい

ちなみに
ロンさんも居合道など
対称的な日本の文化を真剣に学び続けている

そんなロンさんだからこそ
日本人に伝えたいことが沢山あったんだとおもう

考えずぎす
ルールにとらわれず
身体全体で感じて

それをオンリーワンな自分という存在を通して
全身全霊で表現して欲しい

そんなメッセージを伝える方法として
今回はマスクを使う

マスクをかぶることで
重要なメッセージを伝えるためのサインが奪われる

日本人がいかに顔の表情や言葉に頼って表現しようとしているか
よくわかった

自分の一部である体全体にも
感情はいつも現れている

考えることや脳みそにばかりとらわれないで
もっともっと身体全体で表現し
コミュニケーションしあって欲しい

ボク自身
縁あって
シルク・ドゥ・ソレイユの3つのショーで働いてきた

出演者ではなく
オフィス系の仕事だったけど
3年という時間を世界中のさまざまな仲間と過ごしてきた

舞台裏や日常でも
自由に全身で感じ表現し生きている彼らの生き方からは
沢山のことを学ばせてもらったし
常に楽しい瞬間を過ごさせてもらった

もうひとつ印象に残ったことは
ワークショップ後も
参加者ひとりひとりに声をかけているロンさんの姿

惜しむことなくも
躊躇することも
飾ることもなく

自分というオンリーワンな人生を通して感じ学んだことを
表現し、コミュニケーションすることの大切さを教えてもらいました

ロンさん
そして起こし頂いた皆さん本当にありがとうございました

ワンキッチンでは今後も
こんなワークショップを開いていきたいとおもいます

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